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学校給食向け物資の展示会を開催

令和6年10月11日(金)、令和6年度学校関係栄養士研究会の開催に合わせて、学校給食向け物資の展示会を開催しました。

当日は学校給食用物資を取り扱うメーカーおよそ60社がアレルギー対応商品や京都府産の食材を使用した加工品、いざというときに役立つ非常食などを紹介しました。

当日参加された先生方からは、
「多くのサンプル、試食があり、その場で業者の方に質問出来るので良かった」
「新たな視点での料理法や活用法を知ることができ、新メニューを考案する時の参考になった」
と大変好評をいただきました。

また、今回は新たな試みとして、本会が所有する食材のレプリカや検査機器等の展示も実施し、
「児童生徒への指導の際に活用できそう」
「検査機器の貸し出しがあることを知らなかったので、研修会等で活用したい」
といった声が聞かれました。

展示物資の詳細などについては、当会物資課、レプリカや検査機器等の貸出などは総務課まで、お気軽にお問い合わせください。

本会では、毎年9月下旬から、学校給食用パン・米飯委託加工業者10工場に出向き、衛生管理の一層の向上に向けて、工場監査を実施しています。

栄養教諭、教育委員会職員、外部専門機関にも協力していただき、工場内環境、設備、個人衛生、管理体制、保管設備などの状況を確認しています。

写真は、従業員の方に実際に手洗いをしてもらい、その前後のATPを検査して、手洗いが適切にできているか確認している様子です。

監査終了後には、監査員と工場代表者でミーティングを行い、監査所見を代表者に伝えたり、代表者から安全衛生向上に向けた取組み状況を聴取したりします。

各工場では、監査結果をもとに指摘事項の改善を図るなど、安全衛生の充実を進めていきます。

 

本会では、供給する学校給食用のパン・米飯の製造に携わる委託加工業者10社を対象に、衛生管理講習会を毎年開催しています。

今年度も去る8月22日に開催し、製造工場における組織・人材開発等に経験豊富な(株)インソース 馬場英寿 氏を講師にお招きして、講義とグループディスカッションを通して、安全衛生に対する意識や実践力の向上に取り組みました。

参加者からは、「リスクに対する感度を上げることに気をつけていきたい」「ミーティングで従業員に共有する」などの感想がありました。

本会では、こうした取組を通じて、これからも安全・安心、そして良質なパン・米飯を供給してまいります。